雨の中、カメラを持って出かけた。
出かける前に、母親から「カメラを首からぶら下げると田舎者みたいね」と言われた。
地元の観光地に向かった。
向かう途中で、自分が通っていた小学校の、附属の幼稚園の教室が見えた。
自分が小学生の高学年だったあのとき、附属の幼稚園には、給食を装う当番で何回か行ったりしていた。
そのときは、子どもも割りかし多くて、例えば「月組」「ひまわり組」みたいに組分けされ、
3教室ぐらい使っていたけれど、今は1教室しか使っていないみたいだった。
少子化だなあと思いつつ、
こうやって田舎から、人がどんどん減っていくんだなあと、ちょっと恐くなった。