大阪芸術大学 プロムナードコンサート2014 MUSIC meets MOVIES
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/tokusyuu/tokuen-s2014/

会場は中之島フェスティバルタワーの中にあるフェスティバルホール。
うちからだと、京阪で三条駅〜淀屋橋駅の一本で行った方が楽なのだけど、
JR京都駅近くのヨドバシカメラに寄りたかったから、大阪駅から15分ほど歩いて会場に向かった。
ホール内まではこのような感じ(ホール内は写真撮影禁止のため、写真なし)。
全体的に綺麗だった。レッドカーペットの階段を歩いて会場に入った。
フェスティバルホールは3階席、客席数2,700席の大規模ホール。
こういった広いホールで演奏を聴くのは、去年の10月に、大阪のシンフォニーホールで開催された、世界的ギタリスト、ジョン・ウィリアムスのコンサート以来だったので、約1年振り。
自分の座席はステージから3列目だった。
指揮者やコンマスから3mぐらいの距離。
ホールの響きとか考えて、もう少し後ろが良かったなあと思った。
会場内はお客さんが、老若男女問わず来ていた(客席はいっぱいいっぱいだったのだけれど、2,700人はいないだろという感じ)。
自分の隣席も70歳ぐらいのご年配の夫婦だった(コンサートのポスターが初音ミクをプッシュしてる感じだったので、てっきり、若い人が多いのかと考えてた)。
以下、コンサートのプログラム。
第1部
・ツァラトゥストラはかく語りき (映画 2001年宇宙の旅より冒頭部)
・J.ウィリアムズに捧ぐ (J.ウィリアムズ映画音楽メドレー)
・映画「北のカナリアたち」より「追憶の海」
・ラ・ボエームより「私の名はミミ」
・トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」
・ドヴォルザークのラルゴ (映画 我が心の銀河鉄道より)
・スーパーマリオブラザーズより
・交響組曲 宇宙戦艦ヤマトより「序曲」「誕生」
第2部
・イーハトーブ交響曲
・リボンの騎士
・青い地球は誰のもの
第一部は、映画音楽がメインだった。
J.ウィリアムズの映画音楽メドレー(ジョーズやE.Tなど)や、プロのバイオリニストが弾くバイオリン協奏曲を聴けたりして、凄い感動した。
バイオリン協奏曲は、漫画「のだめカンタービレ」では何回も見たことがあるけれど、実際に弾いているところは、初めて見るから、すげーすげーっ!て感じだった。
というか、バイオリニストの人のドレスがとてもセクシーだった。
プロのオペラ歌手のソプラノ、テノールの独唱も迫力が凄かった。こんなに声が出るのかー!って鳥肌が立ってしまった。
個人的に、良かったなと思ったのは、1部最後の交響組曲 宇宙戦艦ヤマトより「序曲」。
川島和子が歌っている「あーあーあーあー」の部分を、合唱団の人が歌っていて、それと管弦楽団の人達との演奏が相まって、とてもとても良かった。
そして、第二部はメインの、冨田勲、作曲のイーハトーブ交響曲。
これは、宮沢賢治の文学作品を題材としている交響曲で、
・第1楽章 - 岩手山の大鷲〈種山ヶ原の牧歌〉
・第2楽章 - 剣舞/星めぐりの歌
・第3楽章 - 注文の多い料理店 ※
・第4楽章 - 風の又三郎 ※
・第5楽章 - 銀河鉄道の夜 ※
・第6楽章 - 雨にも負けず
・第7楽章 - 岩手山の大鷲〈種山ヶ原の牧歌〉 ※
という構成。※は初音ミクによる独唱がある楽章。
楽団の後ろで、初音ミクが透明?なスクリーン上で歌って踊るというもの。
これも、宮沢賢治の幻想的な世界が存分に出されていて、
第一部に引き続き、良かった…
けど…
初音ミクが、そんなに合わないんじゃないかなって思ってしまった。
ただ、初音ミクの動きや歌がオーケストラと合っていて、新鮮で面白かった。
YouTubeに去年のイーハトーブ交響曲のダイジェストがありました。
追記
コンサートが終わってから、隣席のご年配の夫婦の奥さんの方が、「ミクちゃん、かわいー」って言っていたのが意外だった。
良いコンサートが、鑑賞できて満足。
冨田勲(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A8%E7%94%B0%E5%8B%B2)と近藤浩治(マリオブラザーズ楽曲の生みの親)を間近で見れたのも満足。
さすが、伊良部、オススメのコンサートだと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿